お伊勢さんエッセイ
「遠くにいてしょっちゅう伊勢には行けないけれど、その様子は常に気になる」というお伊勢さんファンのみなさん。
毎月1日、朔日参りの風景と伊勢神宮をさらに深く知るためのお話をお届けします。
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- 皇學館大学名誉教授・櫻井治男先生による
お伊勢さんエッセイ⑧
神御衣祭と神嘗祭 -
2020.10.01
「神嘗祭」は、その年とれた初穂を神様に捧げて、その恵みに感謝するお祭り。古代より、日本人が稲作を大切にしてきた証でもあります。そのお祭りに先駆けて、「神御衣祭」というお祭りが行われます。この2つの祭儀の関係性を少し探ってみましょう。
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- 皇學館大学名誉教授・櫻井治男先生による
2020.10.01
食欲の秋…わずかに出遅れた感。〜神無月・朔日まいり
- 本日の日の出は5時48分でした。
- 雲のグラデーションが面白い…。龍のよう。
- 自然が生み出す表情は、本当に素敵です。
- 奉納酒の場所が、いつもと違ってました…。なぜだろう?
- せせらぎも心地よい五十鈴川。来月は紅葉してるでしょうか…。
- 神楽殿でのご祈祷はお盆明けから再開しています。
- 正宮脇に作られていた階段。儀式用ですよね、きっと。
- おはらい町を走る人力車の皆さんも参拝に向かわれてました!
- いつ見ても、なぜか気持ちが引き締まり、心改まる思いがするご正宮
- 荒祭宮に向かう途中。左手が御稲御倉。正面が外幣殿。
- 荒祭宮を眺めていたら、突如日差しが…。
- 五丈殿。雨天の場合、お祭りのお供え物などを祓い清める場所です。
- 緑の濃い木々の葉を、そこだけまるで若葉のように照らす陽光。
- エンヤの掛け声とともに初穂舟を引き上げる坂道。今年はできなくて残念。
- 10月の朔日餅は栗餅。中の餡にも栗入り!
今朝は薄曇り。涼しくてすっかり秋の気配です。
GO TOキャンペーンのおかげなのか、おはらい町は日を追うごとに活気が戻っているように思います。今日は近県ナンバーの車も多かったです。
先月寝坊してしまった反省を踏まえ、本日は5時台(とはいっても45分くらいです)に駐車場に到着。まだ、朔日粥があるだろうと何件か訪ねましたが、すし久さん以外は売り切れ終了! そのすし久はといえば、長蛇の列。といわけで、食すのは諦め、まずは参拝に向かいました。
薄い雲を通して時折、木々に一部だけ差し込む光が神秘的。訪れるたび、自然が見せる新しい発見があるものですね。
たゆたう五十鈴川にも癒やされます。
神嘗祭の準備なのか、正宮の脇には階段が設置されていました。
本当なら今月行われるはずだった初穂曳、今年は初穂を曳けないのが残念だなぁと思いつつ、神宮をあとにしました。来年は曳けますように。
で、再びおはらい町を通って、赤福前。毎月楽しみにしている朔日餅をいただかねば。
今日はお土産を買う列も、店内で食べる列も7時を過ぎてもなかなかの長さです。いつも店で食べる列は短くて割とすぐに入れるのですが、店内のソーシャルディスタンスを保つため、少々時間がかかります。「残り39盆になりましたので、ご注文の数を確認させてください」とお店の方が列の人たちに声をかけます。なんとか滑り込みで、いただくことができました。
日々変わる風景の面白さと食のささやかな楽しみ、無事の有り難さを噛み締めながら帰ってきました! (編集部・C)
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