「神田御田植初」が神宮神田で行われました
2024/05/16
●写真撮影:株式会社伊勢之里(2018年5月12日)
イセヒカリが発見された伊勢の「神宮神田(伊勢市楠部町)」にて
5月11日、「神田御田植初」(県無形文化財)が古式ゆかしく行われました。
行事では、笛や太鼓の音色が響く中、男性は子持帷子(こもちかたびら)に烏帽子(えぼし)、
女性は白衣にすげがさ姿で一列に並んで、苗を手植えします。
田植えの後、大黒とえびすが描かれた大団扇(ごんばうちわ)を持った2人が、
うちわ合わせをしながら豊作を願います。
植えられた稲は、9月の「抜穂祭(ぬいぼさい)」から収穫が始まり、
10月15日~16日に神宮で執り行われる「神嘗祭(かんなめさい」にて、新穀がご神前に奉納されます。
私どものイセヒカリを栽培している神田近くの田んぼでも田植えがはじまり、
10月の収穫に向けて丹精込めて見守っていきたいと思います。