【伊勢之里】奉納トーク(9/11)を開催しました
2022/09/14
9月11日に、外宮前のかぐらホールにて、奉納トークを開催しました。
第1部は伊勢山田傘の会 会長の鈴木俊宏さんに『途絶えし伊勢の伝統工芸『伊勢山田傘』復活への挑戦』、第2部は龍池山 松尾観音寺 住職の山木造 隆誠さんに『神都・伊勢に生きる僧―半生を振り返って』と題して、お話いただきました。
<参加者の声>
【第1部:鈴木俊宏さん】
●母の実家が傘屋で、家にも和傘があったのを思い出しました。もしかすると山田傘だったのかなと思い出して、懐かしかったです。
●具体的にはどのような顔料を使って絵付をしていたのか、絵付けの様子も実際に(または動画でもよいので)見てみたいと思いました。
●山田傘というものがあったということを、今日初めて知ることができてよかったです。
●伝統工芸が消えることをいかに残していくのか、ということが今後のキーワードになる気がしました。記録を残すことが大事だと思いますので、ぜひ頑張ってください。
●山田傘の紙の貼り方や絵付けの方法など、知らなかったことをたくさん教えていただきました。私の実家にも古い和傘があって、幼い頃からいつも見ていて、今ではあまり見られない和傘がとても好きです。山田傘の復活を楽しみにしています。
●伊勢山田傘を存続・発展させて残してほしいです。日本の古きよきものを残していってください。
●山田傘を通じて、伊勢の文化・歴史も知る事ができ、面白かったです。
●山田傘を作っていた当時の様子を知っている高齢の方が少なくなっている中、情報や資料を集めるのは、とても大変だと思いますが、これからも頑張って活動してもらいたいです。
●絵付けの体験教室に機会があれば、参加したいと思いました。
<参加者の声>
【第2部:木造隆誠さん】
●四国遍路のお話など、とても興味深く聞かせていただきました。
●伊勢神宮の前で、お寺のお話を聞くので、どのような話になるかと思いましたが、神様も仏様も関係なく祈る心が大切だということを教えていただき有難かったです。
●こちらが自然におもてなしの心を持ってふるまうことで、相手が結果「おもてなししてもらった」と思えるよう、伊勢の住民としての意識について考える機会になりました。
●若くして住職になられた覚悟がすごいなと思いました。笑顔でいること、人のために祈ることを意識していこうと思います。
●床に現れた龍のことは、雑誌で見た事がありましたが、改めてお話を聞いて、実際に見に行きたいと思いました。
●松尾観音へは、お参りしたり手を合わせに行く機会が日常的になく、厄除け以来参詣していないので、また伺いたいと思いました。